医学部 臨床医学腫瘍内科学Medical Oncology

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我が国に不足している医学部腫瘍内科学講座が本学に誕生したのは2005年4月1日である。診療面では、同年10月1日に21世紀集学的医療センターのサブセンターのひとつとしてオープンした北陸初の腫瘍センターである集学的がん治療センターを診療の場としている。このセンターは消化器・呼吸器・乳腺・血液・頭頸部・泌尿器など種々の悪性腫瘍の外来化学療法を専任の腫瘍内科医が管轄し、各診療科が協力して運営している。2016年4月からな入院診療も担当し、さらに臨床活動が充実している。教育面では第4学年の腫瘍総論ユニットを担当し、臓器別のユニットでは包括的に教えられない骨転移・腫瘍マーカー・緩和ケア・EBMなどのテーマも含めて、臓器横断的な臨床腫瘍学教育を推進している。さらに第5学年・第6学年の臨床実習では具体的な化学療法レジメンの詳細や、実際に患者さんの医療面接や全身的な診察を通して、腫瘍内科の重要性を伝えている。さらに大学院教育として、腫瘍内科学という科目で、北陸がんプロにも積極的に関与している。研究面ではとくに消化器癌の診断と治療に有用な研究を遂行中で、国内外の研究施設と緊密な連携を取っている。さらにがんサバイバーシップ・がん患者さんの心理・社会的問題の解析と支援についても研究中である。

お問い合わせ

TEL: 076-286-2211 +81-76-286-2211  / FAX: 076-218-8283 +81-76-218-8283 / Email: cancer@kanazawa-med.ac.jp

所属者紹介

講座主任

  • 元雄 良治 研究代表者写真

特任教授

  • 安本 和生

学内講師

  • 久村 和穂

助教

  • 葛西 傑

主な研究業績

部門別研究業績

  • Suzuki T, Yamamoto A, Ohsawa M, Motoo Y, Mizukami H, Makino T. Ninjin'yoeito and ginseng extract prevent oxaliplatin-induced neurodegeneration in PC12 cells. J Nat Med Oct; 69(4):531-7 2015.
  • Motoo Y, Arai I, Tsutani K. Use of Kampo diagnosis in randomized controlled trials of Kampo products in Japan: a systematic review. PLoS One, 9(8): e104422, 2014.
  • Efferth T, Lee S, Motoo Y, Schröder S. Acupuncture and herbal medicine for cancer patients 2014. Evid Based Complement Alternat Med, 2014, Article ID 326179, 2 pages.
  • Takata T, Motoo Y, Tomosugi N. Effect of Saikokeishito, a Kampo medicine, on hydrogen peroxide-induced premature senescence of normal human dermal fibroblasts. J Integr Med, 2014 Nov; 12(6): 495-503.
  • Kitano A, Shimasaki T, Chikano Y, Nakada M, Hirose M, Higashi T, Ishigaki Y, Endo Y, Takino T, Sato H, Sai Y, Miyamoto K, Motoo Y, Kawakami K, Minamoto T. Aberrant glycogen synthase kinase 3β is involved in pancreatic cancer cell invasion and resistance to therapy. PLoS One, 8(2):e55289, 2013.

主な外部研究資金

  • 平成28年度日本医療研究開発機構研究費(AMED) 研究代表者 元雄 良治.
    統合医療情報発信サイトに関する客観的評価および統合医療に関するシステマティック・レビューの実施
  • 平成28年度科学研究費補助金(基盤研究(C))研究代表者 元雄 良治.
    オキサリプラチンの血液・神経毒性に対する人参養栄湯の臨床効果とその分子機構
  • 平成27年度科学研究費助成事業(挑戦的萌芽研究)研究代表者 久村 和穂.
    働く世代のがん患者が抱える社会的問題の評価尺度とスクリーニングによる介入法の開発
  • 平成26年度科学研究費補助金(基盤研究(C))研究代表者 安本 和生.
    スキルス胃癌の癌間質増生と癌性腹膜炎発症機構の本態解明
  • 平成22-23年度厚生労働科学研究費補助金(地域医療基盤開発推進研究事業)研究代表者 元雄 良治.
    ISO/TC249に資するための伝統医学関連の用語・疾病分類・デバイス・安全性確保などの基盤整備研究